噂の眠れぬ夜...すなわち術後の方がツラいってやつ。
寝返りもどんどん打って、床ずれ防止に努める方がいいらしいので、頑張って寝返りしながら寝た。
背中のチューブが外れそうで怖いと思ったけど、寝返りには影響なかったみたい。
寝返りは結構気分転換にもなった気がする。
21時の消灯後、かなり時間が経ったと思ってもまだ1時間しか経ってないというのを繰り返す。
iPhoneのミュージックはアルバムごとに終わるようにしているのだが、何度も新しいアルバムを選び直す。
これが明けぬ夜なんだなあ。
だいたい消灯が早いので、よく寝たなあと思っても意外と22時半過ぎとかの表示でがっくりしてしまう。
気分は悪くないけど、痛みがじんわり。
咳も出てしまうので、それで傷口が痛くて悶絶してしまう。
夜中、喉がイガイガしてしまうので、うがいをさせてもらえるか看護師さんに聞いたら、そこの棚の上にあった吸い飲みと、吐き出したのを受ける容器をテーブルに持ってきてくれた。
えっ...最初にそれ云ってほしかった気がする。
でもこれで何度もうがいをして少し和らげる。
ベッド横にプールされている尿が一度捨てられていた。
それだけでなく、結構まめに看護師さんが見回ってくれていたような気がする。
術後だからかな?
痛み出したら前述の痛み止めを自分で一回押して注入する。
ホッとする。
ホッとするもう一つは、フットポンプ。
エコノミー症候群防止のために弾性ストッキングを履くにプラスして、ふくらはぎにマッサージ器のようなものをつけられている。
これが、片足ずつ、くるぶしやふくらはぎなどをじわじわじわ~っと押さえてくれるのが和むのだ。
孤独な夜を、「ここでちゃんとケアし続けてるよ」って存在感を出してくれてるきがするのでいいなあと。
何かあったら遠慮なくナースコールしていいと云われてはいるけど、何とか自己解決したい気持ちでもあった。
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。