正直な処、私はこの番組には懐疑的なスタンスだった。
ただ、今年も嵐が司会をするというので観ない訳にはいかなかった。
今年はことに複雑な思いで見ていた。
テーマが「未来」。
これまた正直私には「未来」を考えられなくなっていた。
それは「未来」がある人が考えるものでしょう?と。
未来どころか、来月以降の自分の様子が全く考えられないという状況で、この番組を観るのはとても複雑な気持ちだった。
しかし、観てみた結果、違う気持ちが生まれていたのに気付いた。
ただ、二宮和也くんのドラマがとてもよかったことで、まず感動を受けた。
彼はまるでドキュメンタリーのようにその人を生きているので、胸に迫る。
もう一つ思ったのは大変な気持ちなのは私だけではないのだということ。
それどころか、私なんかより大変な状況にありながらも前向きな姿勢でいる人々の姿に、自分が恥ずかしくなったのだった。
私は冷静だと思っていたのだけど、全然冷静じゃなかったなあ。
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