入院日3(手術前日)

入院日3(手術前日)

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  • 入院生活

夫は私の夕食を見て「ハヤシライス今度作ろう」と云って帰宅した。
初めての病院での夜を迎える。
長い夜だった。


外来の先生から回診の時に云って貰った言葉が心強かった。
眠れなくても「横になって目をつぶってるだけで、休まってますから気にしないで大丈夫」
意外と私もその主義だったので、云って貰えて嬉しかった。

それとは別に、月曜の夜は教授回診というのがあってドラマみたい!と驚いた。
特に医療ドラマは観ていないのだけど、それでもイメージできるほど一般的な大学病院のイメージだと思う。
これから回診なので各自ベッドで待つようにと放送が入り、ほどなく廊下がたくさんのしかもやや早歩きの足音がばたばたばたと聞こえてくる。
パーソナルスペースのカーテンを開けて、患者一人一人に声を掛ける。
私は翌日手術なので「明日手術ですね、頑張ってください」的な感じでさっと次に行く。
なんだかおもしろい。

夜は浣腸。
数十年前にしたことあったけど、それよりもはるかに量が多そうだ。
3分待ってからトイレに行くように云われ、時計とにらめっこしながらジタバタする。
せっかくの浣腸効果がないと、した意味がないし、勿体ない。
手術の時に余計なものをお見せしたくないし。

21時になると、絶飲食。
万が一眠れない場合、0時までなら睡眠薬を飲むことができるらしいが、先ほどの先生のお言葉を信じて大丈夫だと思っていた。

いや、全然眠れないんですけど!
iPhoneに入れてきたアルバム1枚終わるごとにうつらうつらしていたのにハッと目が覚めて、次のアルバムを選択...。

それと同室に睡眠時無呼吸症候群の年配の女性がいて、こんなにも凄まじいのかと驚いてもいた。
一晩中、響き渡るようなイビキと、ぱたりと息が止まってしまったかのような時間と。
見回りの看護師さんも見かねて声を掛けたりしていたようだ。
私が眠れないのは緊張のせいもあるけど、悪いけどこのせいもあったりする。
イヤホンの音楽を突き破って聞こえてくる...大部屋の難点ここにありと実感。
とほほ。

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区の検診で、突然「卵巣がんの疑い+リンパ節多発転移」と云われて始まった一連の記録です。
開腹手術の結果、子宮内膜症性卵巣嚢胞(しきゅうないまくしょうせいらんそうのうほう)ともいわれるチョコレート嚢胞と診断されました。

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Noriko:発覚当時45歳、既婚、妊娠分娩の経験なし。

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