
着々と手術前の準備が進められる。
食後に冒頭の写真の下剤を渡され、「水などと一緒にゆっくりでいいので飲んでくださいね」と云われた。
緩やかに効くタイプの下剤だそうで、夕方以降に効いてくるらしい。
酸っぱいもの好きな私にしても、顔がきゅーっと中央に集まるくらいのすっぱさ。
何とか飲む。
きちんと夕方に2度ほど効果が表れた。
夫をデイルームに置いたまま、私は自分のベッドの処で看護師さんから諸々の説明を受ける。
ここはなんだか狭くて圧迫感があり。
書類を何やらたくさん受け取り、病棟内の設備などの説明を受けた。
その流れで?「剃毛しますねー」とさらりと。
人生初の剃毛も躊躇なく行われた。
いかなる理由をもってしても実施してこなかった剃毛。
スプレーの泡をしゅーと振りかけて剃られる。
手術にはどうしても邪魔なのだから仕方ないよね...とほほ。
主治医の先生を中心にした研修医も含む3人チームのメンバーに紹介されて、内診。
某若手俳優に似てる人が主治医、世間で「イケメン」と云われる類だろうなあと思いつつもこっちはそれどころじゃないので身を預けるしかない。
一段落したので病室で夫と過ごす。
シャワーは18時までらしいので、先に済ませておこう。
狭いシャワーブースで、次にいつ入れるか判らないので念入りに洗う。
シャワー直後に、術前の説明に呼ばれた。
外来の先生と、さっきのイケメンチームのナンバー2先生。
思いっきり風呂上りでタオル巻いた状態で、真面目なお話を夫と聞きに行った。
これまでの状況、術式の再確認。
一通り聞き、「何か質問はありますか」と聞かれても「おそらく十分にご説明いただいていると思います」と二人して答えた。
外来の先生もにっこりと「もう何度もしつこいくらい説明しちゃってるもんね」と。
とても早口な外来の先生は時間的なものもあるかもしれないけど、入院病棟では少し穏やかなような気がしたりする。
ドライヤーもその後無事に掛け、すべてのタスクを終えて、看護師さんからは「後はゆっくり自由にしてて大丈夫ですよ」と。
狭い病室ではそんなにゆっくり自由にもできないなあと思いつつ、持ち込んだPCで若干仕事したりネットしたり、夫はiPadで何やら読み物したり。
夕方に先ほど会えなかった麻酔の先生が挨拶に顔を出してくれた。
「何か不安なことはありますか」
「すでにお話はしたのですが、術後の吐き気がとても怖いです」
「はい、その点も吐き気止めを点滴で入れるようにするので大丈夫です、ご安心ください」
てな感じで、何重にも吐き気止めをお願いした。
これなら吐き気もするまい。いや、してたまるもんか。

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