午後は、病棟内を歩く練習をしたような気もする。
でもトータル5周したかなあ。目標は30周らしいけど...。
点滴のガラガラにつかまって、実によろよろと歩くのだ。
こんなにキャスター付きのものに頼りながら歩くことがあるとは。
ショックも少なからずあった。
歩いている途中に婦長さんに声を掛けられ、優しく励まされた。
「明日はもっと変わりますよ」と絶対的な確信をもって云ってくださった。
たくさんの患者さんを見ている筈なのでそうだろうとは頭で理解できるけど、気持ちでは自分がそうなるとは到底信じられなかった。
でも声をかけてくださったのはこの上なく嬉しい事だった。
点滴は20時ごろにポカリスエットのような奴が外されたが、抗生剤を引き続き入れるので継続だった。
そういえばと思って顔を洗ってから寝ることにするが、お腹に力を入れなければならなかったとは。
またもや愕然とする。椅子に座って、顔を濡らして泡を擦り付けるまではいいのだが、これをすすぐのが相当な作業だった。
かがめないので、猫のように片手でぬるま湯をすくって何度もなでつける。
左手首は点滴の針が刺さっているので思うように使えないのだ。
猫の方が上手なんじゃないかってくらい。
微熱が続くので、アイスノンの枕を持ってきて貰った。
とてもひんやりして気持ちいい。
創も痛むので、夜中に痛み止めの錠剤を貰ったりした。
ただつらいのは、痰が絡み、咳が時々出てしまうこと。
夜は特に。病室内も乾燥しているし。
お腹に力を入れられないので、喉だけで「けほんけほん」とやるけど全然解消されず、押さえようとすればするほど肺などが苦しく痙攣するような感じになって大変になる。
夜中にはサーモマグに注いでおいた白湯を少しずつ飲んで何とか抑えることにしていた。
が、根本的にはツラい。

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