MRIを撮った

MRIを撮った

諸々検査の最後。
夫は午後休みを取って付き合ってくれた。


15時頃、大学病院で待ち合わせ。
半から採血で腫瘍マーカーの検査。
このときは少し腕を温めたがやはり血管を捕らえづらい。
でも、いい感じの女性で、楽に採血できた。

17時のMRIまで時間があるので、同僚に借りていた本を読む。
時間がゆっくりある時に読みたかったのでちょうどいい。

レントゲンコーナーは、1階の奥まった処。
節電の影響もあるのか薄暗い廊下を3度ほど曲がった先にあった。
荷物を夫に預け、中へ入る。
検査服に着替え、造影剤を入れる準備をベンチに座って行う。

年配の看護師さん、ちょっと微妙。
「私17時で上がりなのよ」なんて向こうで云っていて、だったら上手にさっさと針をさしてお帰りいただきたい。
しかし、左腕のさっき採血したあたりの近くを刺すも、「あれ...針が入っていかない」とかいって苦戦している。

やめてー。
そういうのが一番ツライ。
段々気が遠くなってくる。
で、結局右に。
そこも無理やり差し込む感覚がわかり、もう私、完全に力が入らない。
ツライ。
ようやくMRIの部屋に連れて行かれるも、足腰にも力が入らずへなへな。
その看護師さん、フラフラな私に「MRIで緊張してるのね」って云ってたけど違うってはっきり云えばよかった。
この針を刺す段階で、貧血になってんだよって。

MRIの台に横たわる。
腰と頭を固定。
苦労して刺した針の先には、二つ試験管みたいなのがついている。

最初に水が少しずつ注入され、その後、造影剤が入るとの事。
腕が痛くて辛かったら知らせてねと云われた。
どれくらい痛くなるんだろう。

ヘッドフォンをして、ういーんとMRIに入れられる。
狭いかどうかは実際の処はよく判らなかった。
どうせ横になるんだし、目をつぶって休むつもりだったから。

左手には緊急用ブザーが握らされた。
「どうしてもダメと云う時に押してください」と。
どんな時にダメだって思うかな...。

やがて、噂どおり、色んな煩い音がした。
カッカッカッ とか、カンカンカンカンとか、色々。
煩いかと思えば、しーんとする時間もあり。
水はいつ入ったんだろう。
気になることといえば、機械の新しい臭いが何だか鼻を突くくらい。
固定されて横になってるし、むしろ楽かも。

CTの時の造影剤はめちゃくちゃカラダが熱くなったけど、今回はそれが無いような?

かなり長いこと経ったので、もう造影剤にカラダが慣れてしまってたのかと、すっかりたかをくくっていた。

ら、「造影剤入れます」とヘッドフォンから聞えてきた。
えっ、今から?相当時間経ってるっぽいけど。

なんて思ってるうちに、右腕がイタイイタイ。
正確には針を刺した肘から先が、痛い。
でもまだ我慢できる、今抜け出したら勿体無いし、きっと大丈夫。
頑張ったよ私。
結果全部で30分近い時間の最後の10分をめちゃくちゃ我慢した感じ。
正確な時間がわからないけど。

腕が若干しびれていたのだけど、横になって休んでいたという感覚が大きく、終わった私はケロッとしていた。
ただ、抜針を依頼された男性医師がぬーぼーとしていて、抜いた針を何処に捨てるか、テープ負けする私に優しいテープを貼ろうとして見つけきれず、通りすがりの人に聞いたりとかして、何かと頼り無さげ。

しかし、抜くだけだ。
刺す時に頼りないよりはよっぽどいい。

と思っていたけど、コットンを当ててその上から、バッテンにテープを貼るも、周りの肉をきゅっと集めたようなシワができてしまう。
「あのー、これしわになってるんですけど大丈夫ですか?」と聞くと「強くしといた方が、早く血が止まります」とのこと。
なんか雑な印象なんだけど。

ともあれ、両腕にコットンとテープが仰々しく止められた状態ではあるけれども空腹だったので、会計などを済ませてさっさとご飯へ行くのだ。
その前に、何か甘い物を飲みたくて、院内のコンビニへ直行。
小岩井のイチゴ牛乳みたいなのがベストだったけどなくて、セブンのPB商品のミックスジュース的なものを。
甘くておいしい。
お昼食べてないからねえ。

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区の検診で、突然「卵巣がんの疑い+リンパ節多発転移」と云われて始まった一連の記録です。
開腹手術の結果、子宮内膜症性卵巣嚢胞(しきゅうないまくしょうせいらんそうのうほう)ともいわれるチョコレート嚢胞と診断されました。

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Noriko:発覚当時45歳、既婚、妊娠分娩の経験なし。

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